ライセンスを取得してこれからダイビングを楽しく続けて行きたいけど、何に気をつけるべきか考えたことはありませんか?
ダイビング中にトラブルが起きてしまった場合、それが些細なことでもその後のダイビングが楽しくないものとなってしまいます。
2008年から13年以上ゆるく長くダイビングを楽しんでいる私が
- ダイビングを楽しむ上でなぜ【自己管理】が1番重要だと感じているかその理由
- どういった点に注意して潜っているのか
についてお伝えしていきます。
この記事を読んでいただくことで、ダイビングを長く続けて楽しんでいく上で重要な【自己管理】の考え方が分かります。
自己管理の重要さを理解することで、トラブルに合うことを少しでも抑え、ダイビングを楽しく続けて行けるかと思います。
ダイビングで楽しむために1番重要だと考えるのは自己管理
私がダイビングを楽しむ上で1番大事だと感じている事は、自己管理を行うことだと考えています。
自己管理が重要な理由は
自己管理がダイビングを楽しむために重要だと考えるのは、実施する環境にあります。
ダイビングというのは、水中という普段の生活環境とは違う場所での活動となります。
普段通りの行動ができない分、陸上にいるときとは異なりちょっとしたことでパニックに陥ることに繋がります。
パニックに陥ることで
- レギュレーターやマスクを外そうとする
- 方向感覚を失う
- 視野が狭くなる
といった状況になってしまい結果として溺れるなどの重大事故につながる危険性があります。
そういったリスクを避けて楽しいダイビングを行うという意味でも、自己管理が重要になると考えています。
パニックになることは助ける人にとってリスクでしかない
私自身、PADIのレスキュー・ダイバー講習を受けた際に感じたことがありました。
それが
パニックになったダイバーを助けることはリスクでしかない。
ということでした。
水中で人を助けるという作業は、陸上の何倍もの労力が必要になります。
下手をすれば、自分自身も一緒に溺れてしまうリスクがあるのです。
そのリスクを追うよりは、プロであるインストラクターの人に助けを求める方がよっぽどいいです。
そのため、自己管理をしっかりと行い、パニックに陥らない事が重要です。
自己管理をするということがダイビングを楽しむための基本
自己管理を実施するということは、例えば
- 潜る前の体調管理
- 事前の器材チェック
- ダイビング中の残圧確認
- チームまたはバディと離れすぎていないか
が挙げられます。
潜る前の体調管理
これについては、体調が悪い場合に無理に潜ることでストレスになる可能性があります。
その状態だと、水中でパニックを起こす原因となる可能性があります。
体調が悪い場合に無理に潜るということは、他のメンバーにも迷惑がかかってしまうことに繋がります。
それが申し訳ないという気持ちになり、ダイビングを楽しめなくなってしまいます。
体調が悪い場合には、自己の判断でダイビングを控えたほうがいいです。
事前の器材チェック
事前の器材チェックは大前提で必要な事です。
自分自身が事故に合わないためにも、自分の目で確認することは大切です。
器材の不調のため、水中でトラブルに合うのは相当なストレスになります。
これに関しては、講習のときにも言われていた事と思いますので、意識できているのではないでしょうか?
細かいところでは、器材自体のチェックは大丈夫でもいざエントリーしたあとに忘れ物があったときです。
潜る前の持ち物チェックも必ずやるようにしましょう!
ダイビング中の残圧確認
残圧確認を適宜行うことは、水中でのエア切れを予防するために重要になります。
ブリーフィング時に「残圧いくつになったら教えて下さい」と言われるかと思います。
自身の残圧を確認できていないと、その残圧を下回ったあとに報告してしまいがちになってしまいます。
そういう私も、たまに残圧管理を疎かにする事があります。
その点、1番気をつけている点でもあります。
チームまたはバディと離れすぎていないか
生物観察や写真に夢中になりすぎて、気がついたらチームやバディから離れすぎている事があるかと思います。
万が一にもその状況でエア切れ等のトラブルに合ってしまった場合、助けられない距離にいると大変危険です。
バディが離れ過ぎた場所にいないかの確認も必要です。
楽しいダイビングですが、ついつい夢中になりすぎて周りが見えていないことがあります。
周りと離れすぎていないかは常に意識するようにしましょう。
ダイビングで1番重要だと思うことは自己管理 【まとめ】
このように、私がダイビングを楽しむ上で1番重要なのが自己管理だと感じています。
ダイビングは、バディ・システムが基本的な考え方になっています。
自己管理が疎かになる事で、トラブルに合う確率が上がってしまいます。
トラブルに合ってしまった場合、チームやバディへ迷惑をかけることになってしまうかもしれません。
自己管理ができている前提で、安全で楽しいダイビングができます。
皆さんも自己管理をしっかりと行い、楽しいダイビングを続けてください。